2012/03/20 15:31:36
3月11日 仙台戦災復興記念館での
Lux perpetua(絶えざる光を「レクイエム」より)公演のご報告。
前日の天気予報で仙台は雪、ということで東京からのメンバーは寒さ対策万全のいで立ちで10日夜のリハーサルのため仙台に向かいました。
仙台の合唱団ヴィンクルムとMBC室内合唱団の参加者、その他、石巻や名古屋などから、参加希望なさった方々、合わせて50名の合唱団になりました。
記念ホールは客席数270席のこじんまりしたホールで、前日までにほとんど予約で埋まり、当日はキャンセル待ちが何人も並ぶという状況で、ほぼ満席になりました。
舞台はグランドピアノ、4人のソリスト、指揮者と合唱団で、いっぱいになりました。
演奏会が始まる頃には、雪を心配していましたが、曇り空の中、時折り光が射すように明るくなり、今回の演奏会のタイトルを体現してくれているような空模様になりました。
まず仙台の布川昭文さんの舞台挨拶から始まりました。
この公演の為に、いろいろとご尽力いただいたことに改めて感謝しながら、お話しを伺いました。
「ガブリエルのオーボエ」「オンブラマイフ」「スプリングソナタ」とプログラムは進み、第一部の最後は仙台の方々のご希望で「故郷」を会場の方々と一緒に歌いたいと言う事でしたので、まずはオカリナで演奏。その後、合唱団員が客席の間に入り、オーボエ、ヴァイオリン、オカリナ、ピアノの伴奏でソリスト4人も舞台上から、会場全員で故郷を歌いました。
伊藤ちゑさんは手話でご一緒してくださいました。
休憩の間には、東京からの手作りの小物を記念品として、ご来場の皆様にお持ちいただきました。大変喜んで下さり、全てお持ち帰り頂きました。
第2部になり、合唱団、ソリスト、指揮者、全員が舞台に揃ったところで、大震災の起こった2時46分が近づき、客席の皆様と共に一分間の黙祷を捧げました。
すすり泣きの声が漏れ、悲しみに耐えていらっしゃる方々の思いが痛いほど感じられました。
そして、レクイエムが始まりました。
今回は舞台の広さの関係で、私のピアノでオーケストラの代わりをさせていただきました。
ニ短調の、哀調を帯びたファゴットと、とぎれとぎれに交わし合うむせび泣きのような弦楽器の前奏が始まり、フォルテになって、合唱の「平安を、絶えざる光を、与えたまえ・・・」という死者への鎮魂の祈りが歌われます。そこから、最後まで、約一時間の間みんなの気持ちが一体となり、共に力強い演奏を届けられたのではないかと思います。
アンコールに「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を静かに歌って、最後に私が、今回の記念品の提供者についてのご質問を受け、お話ししたのですが、涙を抑えられず、前の席に座っていらっしゃる方から「頑張れ!」とエールを頂き、何とか話を終える事ができました。
鳴りやまぬ拍手を頂き、180枚もの沢山のアンケートをお寄せ頂きました。
「有難う」「また来て下さい」「3月11日をどのように過ごしたらよいか、辛い思いでいたところ、元気がでました」等々のお言葉を頂き、音楽の持つ励ましの力を再確認させられた今回の演奏会でした。
次の日、タクシーで荒浜、閖上、亘理、岩沼などを巡りました。
途方に暮れるような光景に言葉もありませんでした。
今後も、被災地の方々に寄り添えるように、今回の演奏会でご一緒した方々とのご縁を大切にしながら、私たちができる何かを探しながら、MBCの活動に生かしていきたいと思っております。
ご意見、ご要望なども含め、ご支援、よろしくお願い申し上げます。
長くなりましたが、皆様には心から感謝の気持ちを申し上げます。
有難うございました。
本澤千恵子
Lux perpetua(絶えざる光を「レクイエム」より)公演のご報告。
前日の天気予報で仙台は雪、ということで東京からのメンバーは寒さ対策万全のいで立ちで10日夜のリハーサルのため仙台に向かいました。
仙台の合唱団ヴィンクルムとMBC室内合唱団の参加者、その他、石巻や名古屋などから、参加希望なさった方々、合わせて50名の合唱団になりました。
記念ホールは客席数270席のこじんまりしたホールで、前日までにほとんど予約で埋まり、当日はキャンセル待ちが何人も並ぶという状況で、ほぼ満席になりました。
舞台はグランドピアノ、4人のソリスト、指揮者と合唱団で、いっぱいになりました。
演奏会が始まる頃には、雪を心配していましたが、曇り空の中、時折り光が射すように明るくなり、今回の演奏会のタイトルを体現してくれているような空模様になりました。
まず仙台の布川昭文さんの舞台挨拶から始まりました。
この公演の為に、いろいろとご尽力いただいたことに改めて感謝しながら、お話しを伺いました。
「ガブリエルのオーボエ」「オンブラマイフ」「スプリングソナタ」とプログラムは進み、第一部の最後は仙台の方々のご希望で「故郷」を会場の方々と一緒に歌いたいと言う事でしたので、まずはオカリナで演奏。その後、合唱団員が客席の間に入り、オーボエ、ヴァイオリン、オカリナ、ピアノの伴奏でソリスト4人も舞台上から、会場全員で故郷を歌いました。
伊藤ちゑさんは手話でご一緒してくださいました。
休憩の間には、東京からの手作りの小物を記念品として、ご来場の皆様にお持ちいただきました。大変喜んで下さり、全てお持ち帰り頂きました。
第2部になり、合唱団、ソリスト、指揮者、全員が舞台に揃ったところで、大震災の起こった2時46分が近づき、客席の皆様と共に一分間の黙祷を捧げました。
すすり泣きの声が漏れ、悲しみに耐えていらっしゃる方々の思いが痛いほど感じられました。
そして、レクイエムが始まりました。
今回は舞台の広さの関係で、私のピアノでオーケストラの代わりをさせていただきました。
ニ短調の、哀調を帯びたファゴットと、とぎれとぎれに交わし合うむせび泣きのような弦楽器の前奏が始まり、フォルテになって、合唱の「平安を、絶えざる光を、与えたまえ・・・」という死者への鎮魂の祈りが歌われます。そこから、最後まで、約一時間の間みんなの気持ちが一体となり、共に力強い演奏を届けられたのではないかと思います。
アンコールに「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を静かに歌って、最後に私が、今回の記念品の提供者についてのご質問を受け、お話ししたのですが、涙を抑えられず、前の席に座っていらっしゃる方から「頑張れ!」とエールを頂き、何とか話を終える事ができました。
鳴りやまぬ拍手を頂き、180枚もの沢山のアンケートをお寄せ頂きました。
「有難う」「また来て下さい」「3月11日をどのように過ごしたらよいか、辛い思いでいたところ、元気がでました」等々のお言葉を頂き、音楽の持つ励ましの力を再確認させられた今回の演奏会でした。
次の日、タクシーで荒浜、閖上、亘理、岩沼などを巡りました。
途方に暮れるような光景に言葉もありませんでした。
今後も、被災地の方々に寄り添えるように、今回の演奏会でご一緒した方々とのご縁を大切にしながら、私たちができる何かを探しながら、MBCの活動に生かしていきたいと思っております。
ご意見、ご要望なども含め、ご支援、よろしくお願い申し上げます。
長くなりましたが、皆様には心から感謝の気持ちを申し上げます。
有難うございました。
本澤千恵子
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